Act.36 / 非常時通信、繋がんない! 04.09.07

●皆さまもご存知の通り、このコラムを書くちょいと前、5日の19時07分と23時57分に紀伊半島沖を震源とするマグニチュード7前後の地震が発生しました。
文字通り、近畿地方を揺るがしたこの地震。
いろんな意味でいい経験をさせていただきました。

●1回目の地震。このとき小生は梅田のゲーセンにいた。
「あ、なんか揺れている。」
その程度の感想が10秒後には変わった。
「ヤバイ、これはデカイ!」と。
近くにいた人は、揺れの直後に知人からのメールで「奈良・和歌山で震度5弱」との情報を得ていた。
仮にも、阪神・淡路大震災を寝ぼけ眼ながら経験した小生は家のことが心配になり、普段は着信専用状態の携帯電話で自宅へ電話をかけた。

●「こちらはauです。ただいま、電話がかかりにくい状態になっております。」
耳元に無情の人工音声ガイダンスが流れた。
どうやら人間、緊急時にやることは同じのようだ。
auはダメ、docomoもダメっぽい、vodafoneもアウトのようだ。
そんな中、TU-KAだけは繋がったそうな。
いやぁ、ある意味マイナーなところはアレですねぇ(かなり皮肉・笑)

●携帯が繋がらないとなると、公衆電話を探さなければならない。
公衆電話=駅。そんなわけで駅へと向かった。
その道中、繋がりにくい携帯電話で自宅や会社、そしてあまり公では言えないような場所(笑)に連絡を取ろうとしている人たちが多く見受けられた。

●あまり目立たないところにある公衆電話が目に飛び込んできた。
普段は気が付かないところにあったなんて。
災害時には携帯よりも固定・公衆、そして公衆電話では100円玉より10円玉の方が繋がりやすいというのを聞いた事がある。
10円玉を取り出しダイヤル。
3コールほどして繋がった。
祖母も家財道具も、そして人様には見られたくないデータでいっぱいのMy パソコンも何もかも無事だということを聞いてほっとした。

●一応、備えあれば憂いなしってことで早めに家に帰ったわけだが、非常時の連絡手段。
これはちゃんと考えておかないと。と、思った。
固定電話の総数を携帯電話のそれが追い抜いている現代、携帯が使えないとなると必要以上のパニックを起こしかねないのではないだろうか。
とりあえず、駅やビルなどの要所要所には公衆電話を残しておいてもらいたい。
できれば、硬貨式のヤツを。
だって、小生は持っているけど、ICテレホンカードを持っている人を見たことが無いので
「まさか!の時の緊急連絡」には公衆電話。
NTTさん。これ、標語にしませんか?(笑