Act.29 / 酒飲みの景気対策案
●日本は不景気です。
あちこちで値下げをするから、デフレだデフレだとうるさいです。
なんでここまで不景気なんでしょう。ほんと。
●いわゆる飲み屋のようなところにバイトしているのでお客の話の相手もするのだが、酒飲みの発言は時として侮れない時がある。
世間ではタブーかもしれないが、ある意味的を得ている。
そんな話をしよう。
●最近の不景気さといったらひどいもんだ。発泡酒税・タバコ税を上げたと思ったら、今度は消費税をも上げようというのである。
これではますます消費は落ち込むばかりだ。
景気回復なんて絵に描いた餅、いや、絵にすら描いてない餅だ。
こんな世の中を変えるアイデアを、酒飲みが答えた。
●「お札や硬貨を、期間限定にすればいいだろ!」
酔ってないと思いつかない発想だ。お金の有効期限を設けるだなんて。
しかし、これは有効かもしれない。
例えば2000円札。(なんでマイナーなのを選ぶかなぁ。)
これに「有効期限:2004年1月末まで」なんて印刷されていたらどうしよう。
脱税目的の人は慌てること間違いない。
銀行に預けても、ペイオフ解禁だから1000万円以上は保証されない。
脱税しても無理だから、きっちり税を納めるようになるのではなかろうか。
もちろん、一般庶民のヘソクリだって、有効期限が切れたらタダの紙くずとなる。
紙くずになる前に使ってしまおうという人たちが増えれば、金銭流通が活発になり景気も右肩上がりになるのではなかろうか。
●これを聞いたとき、わたしは他のお客さんにビールをおごって頂いたので若干アルコールが回っていたが、名案だと思った。
明日までしか使えないお金が手元に3万円もあったらどうする?
絶対、今日中になにはともあれ使い切るだろう。
なにせ、あさってにはそのお金だったものはタダの紙切れになるんだから。
ものすごい強迫観念に迫られてお金を使うのはイヤだが、こうでもしないと財布の口は緩まないだろう。
●あながち、この意見は景気回復について間違った意見ではないと思う。
酒飲みの意見を聞いてみるのも、酔狂で面白いのではなかろうか。