Act.16 / えー、ダウト!
●ちょっとばかり明石まで接客のお仕事を。
その現場は人間観察のし甲斐がある現場だった。
いちおう、そこはショッピングゾーンなわけで人もたくさん来るわけだ。
特に、女性客が多い。お買い物は女性の楽しみの一つだもんね。
ま、そんな女性客の中、オバハンは明らかに浮いているもんだ。
これは全国的にありえる現象だが、関西のはひときわキツイ。
●若い女性はヒョウ柄の服を着る。が、加齢するとなぜかヒョウの顔が描かれた服を着るようになる。
しかし、その現場では違った。
「ヒョウがサバンナに隠れている」柄の服を着ている。
どこでそんな服を売っているんだ!
そのオバハンをひっつかまえて小一時間問い詰めたい衝動に駆られてしまったが、仕事中なので必死に理性のブレーキをかけて、眉をピクつかせながらも、冷静を装って接客した。
●普通のオバハンの5倍はキツイよなぁ、こりゃ。
だが、それよりもキツイ、雪印の食中毒並みの酷さを誇るオバハンがいた。
そのオバハンの顔に、何か見慣れないものがあることに気がついた。
なんだろうか。なにか、見たことがない、得体の知れぬものが…。
顔の上半分をよく見た時に気がついた。
●オバハンの顔のパーツが見慣れない理由がわかった。
「鋭角の、明らかに書いた眉毛が頭髪に吸い込まれていた」。
有り得ない!生物学的に有り得ない!!その眉毛は有り得ない!!
このオバハンの美的感覚・センスはどうなっているのだろうか?
誰か注意する人はいなかったのだろうか?
逆に、その生活環境にある意味で感心してしまう。
●でも。えー、その顔、眉毛、思いっきりダウトです。