Act.05 / 自動販売機
●最近は何でもかんでも「自動販売機」で買えるようになった。
なにせ、50歩歩けば自動販売機に当たるほどの勢い。
そこの坊ちゃん、「たかが自動販売機じゃん」と侮るなかれ。
売っているもののジャンルがとてつもなく広い。
ジュース・酒・タバコ・スナック菓子はもとより、花束・ぬいぐるみ・下着に保険などなど挙げたらキリがない。
まぁ、たまに、昼間は銀紙が貼られていて、見るからに「子供は読んじゃダメ。18歳になったらね♪」なのもあるけどね。
●それはさておき。こんな世の中だから「こんな自動販売機、出るんじゃない?」と思うものがある。
それは「家族」の自動販売機。
何年か前にこのネタで「マンガ甲子園」で優秀賞とかもらってた人がいたけど、ほら、最近は核家族だ、共働きだ、ネット不倫だ(え?)で、子供が家に帰っても親がいないことがあるじゃないの。
まさにこんな時代にぴったりじゃない?
子供が淋しさを紛らわすために「おばあちゃんの自動販売機」なんてね。
システムとしては、1回3,000円で3時間借りれるのよ。
で、耳掻きしてもらったり、好きなだけ甘えたり。
レンタル終了時間になると、「おばあちゃん、そろそろ帰るね。」と、涙、涙のフィナーレが待っているのよ。
いいと思わない?いろんな意味で。
子供の教育には、「仮」ではあるけど家族の存在が必要でしょ?
●まぁ、この自動販売機、人気商品「おばあちゃん」に相反していつも売れない商品があるのよ。
近所の世話焼き役「床常川(とこつねがわ)さん」(61歳・男性・定年を迎え悠々自適な毎日)。
ことあるごとに訪ねてきて、「これ、庭の柿が成ってのぉ。いらんかぇ?」と持ってきてくれるのはいいんだけど、5トントラックで来るのよ(爆)。
で、文句言ってもダメなのよ。
だって、「PL法適用除外」だから(笑)。